......気に入ったのは、
執行草舟の『友よ』(講談社)。
筆者は鍋島藩士の家系で、お祖父さんはフランク・ロイド・ライトの
親友で、天皇の美術顧問。
本人も生命論研究者で、歌人で、実業家っていうなんだかすごい人らしい。
萩原朔太郎や室生犀星、オーデンやヘッセなど古今東西の詩歌を取り上げて、
そこから紐解いて自分の思い出や人生観を綴ってる。
この本は実に面白かったなあ。
yom yom vol19 新潮社より北野 武さんコメント