これだけ日常に生かせる日本のハーブはあるだろうか。
島椿はクリスタルカメリアオイルの親でもある。
植物療法士 村上志緒さんと出会って椿油は日本のハーブであるという認識がとても強くなった。
ちょうど時期を同じく、2年前から「食」として椿油を試していた自分の身体が感じる椿油からのメッセージがある。
ヨーロッパのハーブの定義は薬用の薬草、スパイスに有用で香りや辛み、苦みなどの風味を楽しむ少量を使うキッチンハーブを示すそうだが、椿油はそんなものではない。
医薬として筋肉注射などにも用いられているのは成分が皮脂に近い為に浸透率が良いからだ。
キッチンハーブどころか、金ぷらと呼ばれる一部でしか食されなかった椿油の天ぷらは貴重な椿油文化の象徴である。
風味どころか味のバランスまで整えてしまう。
傷も治し、汚染物質から身体を守り、肌、髪はあたりまえの様に改善してくれる。
私はこんな強烈に機能する椿油の出会いをなにより誇りに思い仕事をさせて頂いている。
食に関しては数百年、いやもっと前から一般には降りて来ていない椿油だ。
そう簡単にはお客様にも理解を得られないであろう。
だからこそ、日本の先を見据えて椿油は日本人に最適な万能油だという思いを生涯伝え続けて行きたい。
くりかめ日誌
椿油で一生を完全燃焼!