8/30産經新聞より抜粋
正論10月号から、実業家であり歌人、著述家でもある
執行草舟氏の連載を開始する。
最初のテーマは「死生観について」。..............
......近年わが国ではやっている「自分探し」について
<私が何であるのか>を出発点に持つがゆえに
「永遠にさまようことになり、無駄なこと」
と執行氏は斬ってすてる。
いまの時代に死生観をもつことはきわめて困難のように思うが
デカルト以前の<何が私であるのか>という中世的な問いに
立ち返ることができれば、必ず死生観を打ち立てることができると
執行氏は強調、その具体例として、「明治帝の命が私である」
という死生観を打ち立てた乃木希典大将を挙げる。
正論8月号の執行氏の記事が大好きなわたくしにとって
執行氏の連載は秩序を構築するべく愛読したい。
実に楽しみである。