2011年2月22日火曜日

椿炭と利休


利休屋敷跡に在った「椿の井戸」の名の謂れは利休が師、武野紹鴎の許から持ち帰った
椿の一枝を井戸の畔に挿しておくと見事に成長して白い大輪の花を
年毎に着けていたという説、また昔は井戸の水を澄ませるために椿炭を底に
沈める習いがあったからだという一説がある

椿炭は名匠の風雅の由来にもかかわる日本の伝統。

利島の椿炭の原木は完全無農薬、肥料を使わない利島の土壌で育つヤブ椿。
炭になる木がどのような状態のどの場所でとれたのか分かるものはほとんどない。

利島の産物は全て、完全無農薬、肥料を使わない土壌で育つ。
世界にも類のない椿の島。