椿の木。
歴史書、日本武尊命が熊襲討伐を命じられた時、南朝は楠正成の中にも武器として椿の木が登場。
椿杖という正倉院、南倉に伝わるものがある。椿の細い幹に装飾された160cmほどの杖。
正月初卯の日に行われる魑魅悪鬼払いに使われていたそうである。
利島に椿を持ってきて下さったのは、住吉大神。住吉大神がお持ちになられていた杖の先の二股のところから椿の種子が落ちたという神話が利島にはある。
その杖も椿に木だったに違いない。
椿の木から出来る椿炭は、大名が手を温める事に使われていたと読んだ事がある。
どうですか ! 椿の木は古の頃より神が宿る木としてあったのです。
0時09分月齢 6.905 天空の雲いなす洋。
12月13日 22:58 上弦の月